10月19日(月)bando-band LIVE!@中目黒「楽屋」後記
ミロンガ
ラ・プラタ川流域のアルゼンチン、ウルグアイにあった
黒人のコミュニティにルーツを辿る音楽
ミロンガは、Jazzがブルースから発生したという関係に似ていて、
ここからタンゴに発展したといわれています。
1870年代、まだバンドネオンがドイツからの移民によってアルゼンチンに持ち込まれる前、
非常に人気がある音楽でした。
今回は、そんなタンゴが発生する直前の時代のアルゼンチンに旅する
オリジナル新曲「Milonga1874」がテーマでした。
1874年、ブエノスアイレス 港近く 夜
ミロンガのステップ、焚き火の灯りで踊る人達。
それを見ている、ブエノスアイレス生まれのアフリカ人青年
19歳。アフリカを知らない 黒人青年。
「Milonga1874」LIVE@RAKUYA/20151019 →
composed by Kaori Okubo
9月に3週間 南米ボリビアとアルゼンチンへ演奏の旅に行っていた
パーカッションの海沼さんが運んできてくれたエネルギーが
曲の情景を現す力をさらにパワーアップさせたように思います。
昨年の夏から取り組んで来た、タンゴのオリジナル曲をつくること。
いままで出来た曲、5曲。
実際には行く事が出来ない時間と場所だけれど、
19世紀末前後のブエノスアイレスを覆っている空気の蠢きみたいなもと、
バンドネオンの音色と混沌は、似ているような気がします。
いつものことながら、曲をカタチにするために力を注いでくれたメンバーに感謝。
お越し下さったみなさま、ありがとうございました!
次回 bando-band ライブは、来年1月26日(火)@中目黒「楽屋」です!
ご来場の方にお土産 「Milonga1874」記念シール
bando-band LIVE @ RAKUYA/20151019
bandoneon大久保かおり
piano中村力哉
bassMark Tourian
percussion海沼正利
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